■目次
■人物紹介
⓪ユリウス・カエサル
共和制ローマ末期の将軍で政治家。ガリアを平定し、ローマ文化をヨーロッパ中に広める基礎を築いた。独裁者になりつつあったが、共和制維持派のブルートゥスにより暗殺された。
アントニウス
優秀なカエサルの部下。自分が後継者だと思っていたのに、親戚の子(オクタヴィアヌス)に敗北。年下に負けて悔しいが、和解の為にその姉(オクタヴィア)と政略結婚するも、元上司の外国人愛人(クレオパトラ)にメロメロになり自分を失う。
アウグストゥス(オクタヴィアヌス)
カエサルの親戚の子であったが、養子となる。アントニウスなどを破り、アウグストゥスの称号を贈られ、ローマ帝国初代皇帝となり帝国を支配した。
クレオパトラ
コメントプトレマイオス朝エジプトの女王。褐色の肌のイメージだが、実は白人らしい。世界三大美女と言われているが、本当は美人ではなく知力で誘惑していたという説もある。エジプトを守るためカエサルを誘惑し愛人になる。カエサル死後はアントニウス誘惑に成功。アントニウスがオクタビアヌスとの戦いに敗れると、若いオクタビアヌスに乗り換えるべく誘惑するもキモがられて相手にされなかった。
カエサリオン(プトレマイオス15世)
カエサルとクレオパトラの子供とされているが、実父はアントニウスの疑惑もある。クレオパトラ死後にエジプトのファラオとなるが、オクタヴィアヌスに捕らえられて殺害される。
オクタヴィア
アウグストゥスの姉、アントニウスの妻だが、クレオパトラに寝取られる。
クラウディウス・ネロ
妻をアウグストゥスに取られるも逆らえず離婚。
リヴィア
人妻だったのに、アウグストゥスにベタ惚れされて再婚。
②ティベリウス
クラウディウス・ネロとリヴィアの息子。男児のいないアウグストゥスの養子となり、後継者となる。堅物で真面目。
スクリボニア
アウグストゥスの前妻。リヴィアに取られてしまう。
大ユリア
アウグストゥスと前妻の実子。ティベリウスと政略結婚するも性格に問題あり
大アントニア
アントニウスとオクタヴィアの娘(姉)
小アントニア
アントニウスとオクタヴィアの娘(妹)
大ドルヌス
リウィアの連れ子、ティベリウス帝の弟、小アントニアの夫
大アグリッピーナ
ゲルマニクス
アントニウス系とリウィア系の血を受け継いだ英雄。大アグリッピーナの夫となり、子供はアウグストゥスの血統も混ざるハイブリット。次期皇帝を期待されていたが、早くに死んでしまう。
④クラウディウス
ゲルマニクスの弟。うつけ扱いされていた。
メッサリナ
皇妃
ブリタニクス
説明文〜皇帝の実子なのに、父帝の後妻に殺されてしまう
③カリグラ
英雄ゲルマニクスの忘れ形見。自己承認欲が強いパリピ皇帝。最初は大人気だったが、人気が下がり、廃位させられる
小アグリッピーナ
カリグラの妹、前帝クラウディウスの後妻。前婚の連れ子ネロをクラウディウスの養子とし、正統な後継者の筈の皇帝と前妻の実子ブリタニクスを殺して、ネロを皇帝にする。子を利用しこの世を思うままにするが、息子に殺される。
⑤ネロ
ユリウス・クラウディウス朝最後の皇帝。最初の5年は善政をしいたが、次第に暴君となってしまう。ローマの大火が発生すると、スケープゴートに当時新興宗教であったキリスト教徒のせいにし、放火犯に仕立て上げ大迫害する
■年表
BC44年 カエサルが終身独裁官となるが、ブルートゥスに暗殺される
BC43年 第三回三頭政治(アントニウス、オクタヴィアヌス、レピドゥス)
BC31年 アクティウムの海戦(オクタヴィアヌス VS アントニウス+クレオパトラ)
BC27年 オクタヴィアヌス、アウグストゥスの称号を得る【帝政ローマ開始】
AD37年 ③カリグラ即位
AD41年 ④クラウディウス即位
AD54年 ⑤ネロ即位
AD64年 ローマの大火→キリスト教弾圧
AD68年 ネロ廃位
■参考資料(ドラマ)
■ROME(ドラマ)
アメリカとイギリスの共同制作ドラマ。内乱期のローマ共和国が描かれている。
(ローマ帝国ではないです。その前です。)
■クレオパトラ(1963年映画)
エリザベス・テイラー主演、ローマ VS エジプト
■テルマエロマエ(2013年日本映画)
ローマ人を顔の濃い日本人たちが演じるという奇抜なアイデアで大ヒット!
市村正親さん演じる第14代ハドリアニス帝は実在したお風呂好きな皇帝です。
(上記のユリウス・クラウディウス朝の話ではないですが…)
で見れるようです(2023年夏現在)
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