歴史学科卒のイラストレーターが歴史上の人々の相関図を作ります。

🇷🇺ロマノフ家の相関図

ロマノフ家の家系図・相関図を作成しました。

 

ロシア史って怖い絵の常連になるくらい恐ロシアですよね。田舎国家を列強国家に押し上げるも最後は革命で散ってしまったロマノフ家。家族内、引き起こされた革命でもドロドロ暗殺まみれですが、それでも魅力的で気になってしまいますね。

■目次

■人物紹介
ミハエルロマノフ
アレクセイ
マリア
ナタリア
(1)ピョートル大帝
皇女ソフィア
フョードル3世
イワン5世
エカチェリーナ(イワン5世の娘)
(4)アンナ(イワン5世の孫)
(5)イワン6世
エウドキア
アレクセイ(ピョートル大帝の息子)
(3)ピョートル2世
(2)エカチェリーナ1世
アンナ(ピョートル大帝の娘)
(6)女帝エリザヴェータ
(7)ピョートル3世
(8)エカチェリーナ2世
(9)パーヴェル1世
(10)アレクサンドル1世
(11)ニコライ1世
(12)アレクサンドル2世
(13)アレクサンドル3世
マリア(アレクサンドル3世妃)

(14)ニコライ2世

アレクサンドラ(ニコライ2世妃)
アレクセイ(ニコライ2世息子)
オリガ
タチアナ
マリア
アナスタシア

 

 

■人物紹介

ミハイル・ロマノフ

ロマノフ朝初代皇帝

アレクセイ(ミハエル・ロマノフの息子)

ロマノフ朝の支配体制を安定化させた

マリア(アレクセイの妻)

アレクセイの妃だが早くに亡くなる。ソフィア、ヒョードル、イワンの母

ナタリア(アレクセイの妻)

アレクセイの後妻。ピョートル大帝の実母で幼少期の摂政。ソフィア派とピョートル派の皇位争いで捕まったり、割と大変な目に遭う

(1)ピョートル大帝

ロマノフ朝第1代ロシア皇帝(それまでは”ツァーリ”)ロマノフ朝の繁栄を確立し、田舎の弱小国というイメージがあったロシアを大国へとのし上げた。また最大の敵である姉ソフィアとは捕まったり、仲直りしたり、捕まえたりの熾烈な皇位争いを繰り広げた。素敵なサンクトペテロブルクは偉大なピョートルの街という意味。

 

皇女ソフィア

前妻の皇女で異母弟ピョートル大帝と熾烈な皇権争いを繰り広げた。(何度も暗殺しようとした)当時女帝にはなれなかったので、実母弟たちの摂政をつとめた。最終的には大帝に敗北し、政敵に敗北を描かれた、あの有名な怖い絵で後世で有名になった。弟に敗北後、命は取られずに修道女となりその一生を終えた。後々、女帝エカチェリーナ2世に「ソフィアには正当な評価が与えられていない。誰もが羨むような英知を持って、長年に渡り我が帝国の国政を担ってきたというのに」と評された

フョードル3世

ソフィアの弟。14歳で即位したが、病弱であったので、実際には国政を行っていなかった。行政や軍政の近代化、地政の廃止が行われた。

イワン5世

ソフィアの弟。兄フョードル3世の崩御後、父の後妻の弟ピョートルが即位したが、姉ソフィアの奔走により並立ツァーリになった。政務は全て摂政のソフィアにお任せ状態だった。ソフィア失脚後はそのまま一応帝位はついていたが、名目的な君主に過ぎなかった。

エカチェリーナ(イワン5世の娘)

イワン5世の娘、女帝アンナの姉

(4)女帝アンナ(イワン5世の孫)

イワン5世の孫(ピョートル大帝にとっては姪)女子であったため教育を受けていなかったのに、家臣たちの派閥争いの結果で第4代ロシア皇帝にされてしまう。そのため自力で政治を行うことは不可能で、信用していたドイツ語圏出身の寵臣に政治を任せたため、ドイツ人が牛耳る政府と嫌われた。

(5)イワン6世

イワン5世の曾孫、女帝アンナの姉の孫で生後2ヶ月で第5代ロシア皇帝に指名される。ピョートルの娘のエリザベータのクーデターにより、あっけなく廃位され、最終的には看守に刺殺される。

エウドキア

ピョートル大帝の前妻。不幸な結婚後すぐに愛妾に心をうつされてしまい、修道院送りになる。息子と共にピョートル大帝に反対する派閥に参加し、その指導者から我らの偉大なる統治者と称された。その派閥がピョートル1世により粛清され、全員処刑となった。エウドキア自身はまた牢獄送りとなったが、孫のピョートル2世の即位により、高待遇の修道院で自分の宮廷を持つことが許された。

アレクセイ(ピョートル大帝の息子)

ピョートル大帝とエウドキアの子。父ピョートル1世の改革に反対する派閥の中心的存在となるも、拷問の上死に追いやられた。

(3)ピョートル2世

ピョートル大帝の孫、祖父の後妻であるエカチェリーナ1世が先にロシア皇帝となったが、祖母死後にその娘を差し置いて帝位につく。自身は出生後間も無く母を失い、幼い時に父も祖父との対立によって亡くしてしまう。

(2)エカチェリーナ1世

ピョートル大帝の後妻、ロマノフ家の血筋ではないが、夫の死後に女帝になる。夫の前妻と血生臭い戦いを繰り広げ勝利する。

アンナ(ピョートル大帝の娘)

説明文ピョートル大帝の娘でエリザベータ女帝の同母姉であるが、自身は即位せずに息子のピョートル3世が叔母の後継になる。

(6)女帝エリザヴェータ

誕生時点では父母の正式な結婚が成立していなかっったので、非嫡出子扱いであった為、父の前妻との孫、ピョートル2世が母の後継となる。徳川家康のように皇位継承争いの好機が来るまで大人しく待っていた。幼帝からクーデターで実権を奪って即位後は本領発揮!オーストリアのマリアテレジア、フランスのポンパドゥール夫人と協定「三枚のペチコート作戦」でプロイセンのフリードリヒ2世を追い詰めたが、エリザヴェータの病死によりこの作戦は中断、フリードリヒ2世は命拾いをした

(7)ピョートル3世

女帝エリザヴェータには子供がいなかったので、ドイツで暮らしていた甥のピョートルが後継者に指名された。ドイツ育ちのためドイツ贔屓であり、女帝の宿敵フリードリヒ2世を崇拝していた。女帝がギリギリまで追い詰めたプロイセンも自身が帝位についた途端にロシア優勢の状況から即時講和をし、ロシア兵が苦労して勝ち取った領土もプロイセンに変換し、国民からも反感を買う。不仲で実力者の妻にクーデターを起こされる。

エカチェリーナ2世

自分より美人が嫌いな女帝エリザヴェータに気に入られ、ドイツから嫁いできた地味な皇太子妃…であったが、その後実権を掌握しクーデターを起こして女帝になる。ロシアの血は一滴も流れていないが、努力で語学もマスターし誰よりもロシア人らしいロシア人になった。偉人の名に相応しい男前な政治力も有名だが、晩年に至るまでたくさんの愛人を有した男前っぷり。

パーヴェル1世

ピョートル3世とエカチェリーナ2世の子ということになっているが、両親が不仲すぎるので、父親は別なのではと噂されている。父を殺した母を恨み、今後女が皇位につくことを禁止するように法律を変えた。それ以降ロシアに女帝は君臨しない。最終的に貴族層に反感を受けて暗殺された。

アレクサンドル1世

祖母エカチェリーナ2世に育てられた為、自由主義的発想を持っていた。祖母と父との間を立ち回ることによって要領の良さを身につけた。父帝暗殺後に帝位を継承した。ナポレオン戦争で活躍、病気で急死してしまった。

ニコライ1世

父パーヴェルの影響を受けていた三男は専制的な性格であった。兄の急死によって即位したが、自由主義将校からデカブリストの乱を起こされる。クーデターは未遂に終わり専制政治を貫く。インフルエンザにより崩御

アレクサンドル2世

自由主義的な考えから農奴解放など改革も行なったが、サンクトペテルブルク市内でテロリストによって手投げ爆弾によって暗殺される

アレクサンドル3世

父の暗殺後に即位、父の国民に寄り添った優しい政治ではなく、祖父の行ったような専制政治こそ安定した帝国を築けると信じ、強い帝国を目指した。何度も暗殺の危機には遭うもそれらは乗り越えるも49歳で病死

マリア(アレクサンドル3世妃)

デンマーク王家出身、元々アレクサンドル3世の兄の婚約者であったが、病死した為弟の皇后となった。美人であったので国民からも大人気になった。息子の嫁との嫁姑問題は悪かった。ロシア革命で自身は姉のイギリス王太后の手配で亡命が叶った。

ニコライ2世

家族を愛するロシア皇帝。国民への愛は皆無なのが見え見えだったので、嫌われてしまい革命を起こされ、大好きな家族ごと殺害されてしまう。昔日本に来たこともあるが、警察官により暗殺未遂に遭い大怪我を負ったり散々な人生。アレクサンドラ皇后とは周囲の反対を押し切り恋愛結婚を果たすが、それが悲劇の元凶とも言われている。

アレクサンドラ(ニコライ2世妃)

英国ヴィクトリア女王の孫でヘッセン公女。大恋愛の末にロシア皇后になった。ヴィクトリア女王の子孫は血友病が遺伝病となり、待望の皇太子の末っ子アレクセイも血友病になってしまった。社交的でない性格や、息子への心配などから藁にも縋る思いでラスプーチンにハマっていき、国民から嫌われる。

アレクセイ(ニコライ2世の息子)

ニコライ2世・アレクサンドラ皇后の間の末っ子にして待望の皇太子。

オリガ

ニコライ2世・アレクサンドラ皇后の第一子で長女。ルーマニア王太子との縁談話もあったが、家族と離れるのが嫌で断ってしまった。もしも嫁いでいれば、ロシア革命に巻き込まれなかったかもしれない。

タチアナ

ニコライ2世・アレクサンドラ皇后の第二子で次女。セルビア王子から結婚を望まれ文通をしていた。第一次世界大戦下ではその看護技術を発揮、幽閉後も家族のために看護をしていた。

マリア

ニコライ2世・アレクサンドラ皇后の第三子で三女。幼い頃から兵士との結婚を夢見ていた。美人姉妹の中でも美人で、従兄弟の英国マウントバッテン卿にも好意をもたれていた。

アナスタシア

ニコライ2世・アレクサンドラ皇后の第四子で四女。お転婆娘で幽閉後も何人かの警備兵と仲良くなったりした。20世紀には数多くの女性が自身はアナスタシアの生き残りだと主張するアナスタシア生存説が伝説化した。

ラスプーチン

農民出身の宗教家で不思議な力があると巷で有名になり宮廷に呼ばれた。アレクセイ皇太子の治療でも不思議な力を発揮し、皇帝夫妻を魅了する。皇帝夫妻はラスプーチンの言いなりにし、周囲から危険分子とされ暗殺された。

ソヴィエト

ロシア帝国下では革命組織であったが、ニコライ2世家族皆殺しを含むロシア革命を成功し、世界初の共産主義国家・ソヴィエト連邦となる。ニコライ2世家族の皆殺しの事実に継いては否定していた。

 

 

■年表

1613年 ミハイル・ロマノフ即位

1645年 アレクセイ即位

1682年 ピョートル1世即位するが、兄イワン5世との共同統治+摂政ソフィアの状態

1689年 ソフィア失脚

1696年 イワン5世崩御により、(1)ピョートル1世の単独政治開始

1698年 ソフィア幽閉

1703年 サンクトペテルブルク都市建設開始

1718年 ピョートル1世と前妻の子のアレクセイに反乱の罪で死刑判決

1725年 ピョートル1世崩御、後妻の(2)エカチェリーナ1世即位

1727年 エカチェリーナ1世崩御、(3)ピョートル2世即位

1730年 ピョートル2世崩御、(4)女帝アンナ即位

1740年 女帝アンナ崩御、(5)イワン6世即位※生後2ヶ月

1741年 (6)女帝エリザヴェータ、クーデターにより即位

1756年 七年戦争 ※3枚のペチコート作戦

1762年 エリザヴェータ急死、(7)ピョートル2世即位、

     半年後(8)エカチェリーナ2世、クーデター

1789年 フランス革命

1796年 エカチェリーナ2世崩御、(9)パーヴェル1世即位

1801年 パーヴェル1世暗殺、(10)アレクサンドル1世即位

1805年 アウステルリッツの戦いでナポレオンに負ける

1812年 ナポレオンのロシア遠征(冬将軍でロシアの勝ち)

1814年 ウィーン会議(ナポレオン追放後の話し合い)

1815年 ナポレオン、エルバ島脱出するもワールテローの戦いに敗れ再び流刑

1825年 アレクサンドル1世崩御、(11)ニコライ1世即位

1853年 クリミア戦争

1855年 ニコライ1世崩御、(12)アレクサンドル2世即位

1861年 農奴解放令

1863年 エルミタージュ美術館を市民に開放

1881年 アレクサンドル2世市民テロにより暗殺、(13)アレクサンドル3世即位

1891年 ニコライ皇太子、来日するも大津事件で暗殺未遂

1894年 アレクサンドル3世崩御、(14)ニコライ2世即位

1904年 日露戦争

1905年 血の日曜日事件

1916年 ラスプーチン暗殺

1917年 二月革命ニコライ2世は退位し、ロマノフ朝の終了)

1918年 ニコライ2世家族の処刑

 

■参考資料

中野京子著・ロマノフ家12の物語 名画で読み解く(光文社新書


 

 

中野京子著・怖い絵 死と乙女編(角川文庫)

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第二次世界大戦の相関図

第二次世界大戦の相関図を作成しました。

1939年〜1945年までの6年間の世界的な大戦です。

 

■目次

<枢軸国>
・その他枢軸国(🇭🇺🇫🇮🇷🇴🇧🇬🇹🇭)
 
 
<連合国>
その他連合国(🇵🇱🇩🇰🇧🇪🇳🇴🇳🇱🇬🇷🇪🇹🇦🇺🇧🇷)

 

■人物紹介

🇩🇪ナチス・ドイツ

1993年〜1945年のナチス(国家主義ドイツ労働者党)政権下のドイツの通称。

アドルフ・ヒトラー

コメントナチスの指導者。元々はオーストリア人で43歳でドイツ国籍を取得した。画家志望であったが美大に落ちたので、政治家になった。アーリア民族至上主義・反ユダヤ主義ユダヤ人を虐殺。ユダヤ人以外の他人種・アーリア人でもゲイや障害者・反ナチは迫害の対象とした。それでも天才的な演説で大人気。敗戦が確定すると自殺した。

🇮🇹イタリア王国

コメント1861年〜1946に存在した現在のイタリア共和国の前身。

ベニート・ムッソリーニ

教師出身の首相。国家ファシスト党による独裁政治を確立した。ヒトラーに憧れられていたようだが、あまり相手にしていなかった。終戦前に退陣させられている。

🇯🇵大日本帝国

江戸末期〜1947年に使用されていた帝国時代の日本の名称。帝国は現在の日本に加えて南樺太・千島列島・朝鮮半島・台湾をも支配した。帝国の名称は第二次世界大戦後に日本国憲法の施行に伴い失効した。第一次世界大戦などの勝利により調子に乗っていたものの、チート最恐国家アメリカに勝てるわけもなく敗戦。

東條英機

エリート軍人から首相になったので、脳筋で恐怖政治を行った。敗戦後にA級戦犯とされ64歳で絞首刑になり、靖国神社に埋葬されたが、その扱いについては今でも近隣諸国からクレームが来ている。

 

<連合国>

🇬🇧大英帝国

16世紀〜1947年までの帝国主義時代のイギリスの名称。華やかで素敵な歴史に見えるが、海賊を消しかけてライバル国スペインを潰したり、植民地政策で数々の国を侵略したり、三枚舌外交で他国に損害を出しつつ強くなった国家。いつも強かに勝利を収めている。

ウィンストン・チャーチル

マールバラ卿やサラ・チャーチルの子孫で保守党の首相、ダイアナ妃の先祖らしい。ナチスの脅威下にあったイギリスを正しく指導した。連合国を勝利に導いた。

🇺🇸アメリカ合衆国

元々はイギリス・スペイン・フランスが争うように開拓し、1776年にできた頃新興国。開拓にあたり、侵略者に友好的な先住民は見事に殺された。資本主義が花開き黄金期を迎えるが、世界恐慌アメリカ経済は不況に陥る。日本の真珠湾攻撃への報復で第二次世界大戦に参戦。原爆を落として勝利する。参戦により戦時経済は回復した。

フランクリン・ルーズベルト

世界恐慌第二次世界大戦期の大統領。在位4222日とアメリカ史上最長の大統領。

🇷🇺ソビエト連邦

ロシア帝国を倒しできた世界最初の社会主義国。複数の共和国からなる多民族国家

ヨシフ・スターリン

レーニンの後を継いだ社会主義指導者。現代日本でも岡田真澄にそっくりと評判。

🇹🇼中華民国

1925年〜1948年に現在の中国大陸にあった中国国民党の政府。現在は中華人民共和国中国共産党)から本土を追いやられて、国民党は台湾島中華人民共和国とは違う国を構えている。※国なのかは複雑な問題

蒋介石

中華民国総統孫文の後継者として南京に国民政府を制定。連合国の一員として第二次世界大戦に参戦。日本の敗戦後に共産党毛沢東に敗れて引退。

愛新覚羅溥儀

清朝最後の皇帝(ラストエンペラー)2歳で即位したが、辛亥革命により中華民国が成立すると退位を余儀なくされる。その後28歳で日本の傀儡国家の満洲国皇帝にされる。日本の敗戦により、満州に侵攻してきたソ連に捕らえられる。中国でも戦犯とされてしまう。

🇫🇷フランス共和国

1870年〜1940年のフランス

シャルル・ド・ゴール

パリの国際空港の名前にもなった第二次世界大戦期の大統領。

 

■年表

1931年 🇯🇵🇹🇼満州事変

1935年 🇮🇹🇪🇹イタリアによるエチオピア併合

1936年 🇩🇪🇮🇹ドイツイタリア友好条約

1937年 🇯🇵🇹🇼日中戦争

1938年 🇩🇪🇦🇹ドイツによりオーストリアを併合

1939年 🇩🇪🇵🇱ドイツのポーランド侵攻→【第二次世界大戦開戦】

      宣戦布告(🇬🇧🇫🇷→🇩🇪)

      🇷🇺🇵🇱ロシアによりポーランド侵攻→政府亡命→ポーランド分割

      🇷🇺🇫🇮ロシアによるフィンランド侵攻(冬戦争)

      🇩🇪🇩🇰🇳🇴ドイツによりデンマークノルウェー侵攻

1940年 🇯🇵🇩🇪🇮🇹日独伊三国同盟締結

1941年 🇯🇵🇺🇸真珠湾攻撃

      宣戦布告(🇺🇸→🇯🇵)

1942年 🇯🇵🇮🇩🇲🇲日本軍、フィリピン・ビルマシンガポールを占領

                🇺🇸🇯🇵アメリカ軍→日本本土空襲を開始

      🇺🇸🇯🇵ミッドウェー海戦

      🇺🇸🇯🇵ガダルカナルの戦い

1943年 🇮🇹ムッソリーニ退陣、ピエトロ・バドリオが新政府を立ち上げる

      🇷🇺ソ連軍がキエフを解放

1944年 🇯🇵インパール作戦

1945年 🇷🇺🇩🇪ソ連軍がベルリン包囲

      🇩🇪ヒトラー自殺→ドイツ降伏

      🇺🇸🇯🇵連合国軍、沖縄征服

      🇺🇸🇯🇵アメリカが日本に原爆投下

      宣戦布告(🇷🇺→🇯🇵)ソ連満州侵攻

      🇯🇵無条件降伏同意し、第二次世界大戦終結

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第一次世界大戦の相関図

第一次世界大戦の相関図を作成しました。

1914年−1918年の4年間続いたヨーロッパが主戦場になった世界大戦です。日本も何故か参戦してますが、被害があまりないので関心が薄いと思います。私もよくわからなかったので、調べてまとめた次第になります。

 

■目次

<中央同盟国>
 
<連合国>

 

■人物紹介

<中央同盟国>
🇦🇹オーストリア・ハンガリー帝国

1867年〜1918年にあったハプスブルク大帝国。現在のオーストリアハンガリーチェコスロバキアポーランドウクライナルーマニア、イタリア、スロベニアクロアチアセルビアモンテネグロボスニア・ヘルツェゴビナを領土とした。ボスニア・ヘルツェゴビナを併合した際に、セルビア王国および後援国のロシア帝国の怒りを買う。セルビア人青年による皇太子夫妻暗殺テロをきっかけに第一次世界大戦を起こすが、その大戦敗戦が影響して滅亡する。

フランツ・フェルディナント

皇位継承者であった従兄弟の自殺と父の病死により、皇位継承者となった。チェコ人の女官であったゾフィー・ホテクと恋仲になり結婚を望むが、皇帝からは皇太子ふさわしくないと反対される。その反対を押し切り結婚するも、ロイアルファミリーから妻子の地位は認められていなかった。そのためセルビアでのパレードでは皇太子夫妻として扱いがされたので、社会情勢が悪化する中で危険を承知で決行してしまった為夫妻揃って暗殺されてしまった。

ゾフィー・ホテク

ボヘミア貴族の娘で女官であったが、フランツ・フェルディナント大公と恋におち、身分違いの貴賤結婚と反対される中結婚。結婚の条件は皇族としての特権を全て破棄し、子供にも皇位継承権なし、大公との公の場の同席禁止といったものであった。サラエボで初めて同席が許されたが、そこで夫妻揃って暗殺されてしまう。

フランツ・ヨーゼフ1世

美貌で知られる皇妃エリザーベトの夫。自身の実子は自殺してしまったので、甥を皇太子に据るが、セルビア人に暗殺されてしまう。皇位継承者が殺されて黙っているわけにはいかず、セルビアへの宣戦布告書に署名した。終戦を待たずに肺炎で崩御

🇩🇪ドイツ帝国

1817年〜1918年にあった帝政ドイツ(プロイセンの後継)第一次世界対戦の影響で滅亡。

ヴィルヘルム2世

帝国主義政策を推進していたが、他の帝国主義国(🇬🇧🇫🇷🇷🇺)と対立し、第一次世界大戦とその敗戦を招いてしまった。戦争国民の不満が溜まり、ドイツ革命が勃発し、自身は亡命、退位することになる。

🇹🇷オスマン帝国

1299年〜1922年に存在した大帝国。現在のトルコ。元々は小アジアの片隅に生まれたイスラム王朝であったが、東ヨーロッパキリスト教圏までも支配し大帝国となった。第一次世界大戦に参戦するも、1918年に敗戦。その影響でオスマン帝国が崩壊した。

🇧🇬ブルガリア王国

1908年-1946年に存在した国。第一次世界対戦に敗戦し、ブルガリアの政局は混迷したたが存続、第二次世界大戦の敗戦により国民投票の結果王政廃止となる。

 

 

<連合国>

🇷🇸セルビア王国

1882年〜1918年にバルカン半島に存在した国家。現在のセルビアモンテネグロ第一次世界大戦によってオーストリア=ハンガリー帝国の崩壊後にユーゴスラビア王国と発展する形で消滅。

プリンツィプ

オーストリア皇太子夫妻の暗殺犯

🇷🇺ロシア帝国

1721年〜1917年に存在した最大のスラヴ帝国。現在のロシア、フィンランドリトアニアウクライナポーランドベラルーシコーカサス中央アジア外満州など広く支配していた。後援するセルビアを擁護する形で参戦した第一次世界大戦であったが、大戦中にロシア革命が勃発、ソビエトを設立し社会主義国家が取って代わることになる。

ニコライ2世

家族を愛するロシア皇帝。国民への愛は皆無なのが見え見えだったので、嫌われてしまい革命を起こされ、大好きな家族ごと殺害されてしまう。昔日本に来たこともあるが、警察官により暗殺未遂に遭い大怪我を負ったり散々な人生。

レーニン

ロシア革命を指導し、最初の社会主義国ソビエト連邦を建設した革命家。ニコライ2世家族の殺害指示容疑については否定している。

🇬🇧大英帝国

ドイツと対立、更にオスマン帝国を切り崩すために三枚舌外交をする。アラブ人には「オスマン帝国崩壊後にこの地域をあげる」と言って反乱を起こさせ、ユダヤ人には「この地域をユダヤ人の国家を作っていいよ」と言ってユダヤ資金を巻き上げた。その結果イスラエルパレスチナ紛争が現代でも続いている。

ジョージ5世

イギリス国王。ニコライ2世の従兄弟で顔がそっくり。エリザベス2世の祖父。

🇫🇷フランス共和国

イギリスの同盟国

🇯🇵大日本帝国

日英同盟があるので、西欧列強でないのに何故か参戦。

大隈重信

当時の日本の首相

🇮🇹イタリア王国

元々オーストリアの同盟国なのに、いつの間にか連合国側で戦勝

 

 

 

■年表

1914.6 サラエボ事件(🇷🇸セルビア民族主義者が🇦🇹オーストリア皇太子夫妻を暗殺)

1914.7 宣戦布告(🇦🇹→🇷🇸)

1914.8 宣戦布告(🇩🇪→🇷🇺、🇩🇪→🇫🇷、🇩🇪→🇧🇪、🇯🇵→🇩🇪)

     タンネンベルクの戦い(ロシアがドイツに大敗)

1914.9 マルヌ会戦(ドイツ軍の進撃停止)

    マズーリ湖沼の戦い(ロシア軍、ドイツから撤退)

1914.11 宣戦布告(🇬🇧🇫🇷🇷🇺→🇹🇷)

1915.4 第二次イベリット会戦(毒ガス戦)

1915.5 ルシタニア号事件(ドイツ潜水艦により民間船撃沈)

    宣戦布告(🇮🇹→🇦🇹)

1915.7   ゴットランド島沖海戦(🇷🇺vs🇩🇪)

1915.12 五国宣言(🇬🇧🇫🇷🇷🇺🇯🇵🇮🇹)

1916.2 ヴェルダンの戦い

1916.5 サイクス・ピコ協定(🇬🇧🇷🇺🇫🇷中東分割の秘密協定)

     ユートラント沖海戦(🇬🇧vs🇩🇪)

1916.6 アラブの反乱

     ブルシーホフ攻勢(🇦🇹敗北)

1916.7 🇫🇷ソンムの戦い(初めて戦車が登場)

1916.8 宣戦布告(🇷🇴→🇦🇹)

    トランシルヴァニアの戦い(🇷🇴ブカレスト陥落)

1916.10  ヴェルダンの戦い

1917.3 🇬🇧イギリス軍、バクダット占領

1917.3 🇷🇺ロシア革命

1918.3  プレスト=リトフスク講和条約

1918.7 第二次マルス会議

    🇷🇺ニコライ2世一家の殺害

1918.8 アミアンの戦い

1918.11  キール軍港の反乱

     🇩🇪ベルリン革命→ヴィルヘルム2世退位「ドイツ共和国宣言)

     第一次世界大戦終結

 

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🇬🇷ギリシャ神話の相関図(オリンポス12神)

ギリシャ神話のオリンポス12神の相関図を作成しました。

 

ドロドロしてます…ローマ神話ギリシャ神話の影響を受けているので、出てくる神様は名前が違うだけで、同じだったりします。

 

■目次

 

 

■人物紹介

【1】ゼウス(最高神

最高神。オリンポス神族の長。天空神として全宇宙や雲、雷、雨、雪などの気象を司り、人間社会の秩序の維持者とされたが、神・人間問わない女好きでたくさん子供がいる。

【2】ヘラ(結婚の女神)

ゼウスの姉だが正妻(近親相姦…)の最高女神。婚姻の女神と呼ばれているが、嫉妬深くゼウスの浮気相手に酷い仕打ちをする。6月に結婚する人間の花嫁は祝福してくれる。

【3】ポセイドン(海洋の神)

ゼウスの兄、メデューサを愛人にもち、ゼウスの次に強い。

【4】デメテル(農耕・大地の女神)

ゼウスの姉、ゼウスに迫られ娘ペルセポネが産まれてしまう。

メティス(女神)

ゼウスの最初の妻だが、懐妊中にゼウスに飲み込まれてしまう。

【5】アテナ(戦いの女神)

ゼウスと前妻メティスの子。ギリシャの首都のアテネの由来。産まれた時から完全武装していた戦いの女神。

セメレー(王女)

人間の王女。人間の姿に化けたゼウスによって懐妊するが、正妻ヘラの策略で焼け死ぬ。

【6】ディオニソス(葡萄酒の神)

母セメレーは人間なので焼死したが、退治であったディオニソスは神と人間のハーフだったので、死ななかった。母のお腹から父ゼウスの中に入りスクスク育ち、葡萄やワイン醸造を発明し世界各地を放浪しワインを広める

マイア(女神)

ゼウスの浮気相手。懐妊したが正妻ヘラが怖いので、洞窟でヘルメスを産む。

【7】ヘルメス(旅の守護神)

洞窟で産まれたゼウスの子。父に似て好色家。アフロディーテを追い回し子供を2人産んでもらうが、他の女性にも産んでもらっている。

レト(女神)

ゼウスの愛人。ヘラに追われながら出産場所をなんとか探し、アルテミスとアポロンを産む。

【8】アルテミス(月の女神)

ゼウスと女神レトの子供、アポロンの双子の妹。シスコン兄に恋人との仲を裂かれる。

【9】アポロン(予言・芸術・医療・弓矢の神)

ゼウスと女神レトの子供、アルテミスの双子の兄で絶世のイケメン。シスコンだが自分はエロスの悪戯により、ダプネに夢中になり振られる。

【10】ヘパイストス(鍛冶の神)

ゼウスとヘラの長男、イケメンではないが美の女神アフロディーテの夫。しかしながら浮気され離婚になってしまう。

【11】アレス(軍神)

ゼウスとヘラの次男、イケメン、兄から美の女神アフロディーテを奪い取る。

【12】アフロディーテ

泡から産まれた愛と美の女神。

エロス(恋心と性愛の神)

軍神アレスと美の女神アフロディーテの子。恋に落とす弓矢を持ちこの弓矢で神々や人々を撃って遊ぶ悪戯っ子。クピド、アモル、キューピッド

ペルセポネ

ゼウスと姉デメテルの娘。破壊神ハデスに奪われる

オリオン(巨人)

ポセイドンの息子で巨人の狩人、アルテミスの恋人。シスコン兄の策略で殺され、悲しんだアルテミスによって星座のオリオン座にされた

タプネ(精霊)

エロスの被害者。エロスの弓矢で大嫌いなアポロンに好かれてしまい、追いかけられる。嫌いすぎて耐えられなかったので、その身を月桂樹に変えた

 

 

■年表

 

■参考資料(ドラマ)

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🇯🇵日本神話


日本神話の簡単な相関図を作成しました。

天皇の先祖は神様のようです。

 

■目次

 

■人物紹介

イザナギ

日本神話に登場する男の神。神武天皇の7代遡った先祖。妻のイザナミと一緒に沢山の神々を生み出していく。(なぜか男一人でも神を生み出す場合もある)子作りの際に女から誘うと障害児(ヒルコ)が生まれたので、流してしまった。(ひどい)その後は男から誘うことにした。そんなこんなで妻のイザナミとが火の神(カグツチ)を産んだ時に死んでしまい地獄に落ちてしまったが、妻を迎えに黄泉の国まで会いに行く。しかし死んで腐敗していたので、ビビって逃げ帰る

イザナミ

イザナギの妻。カグツチを産んで死ぬ。黄泉の国に会いにきた夫に逃げられた仕返しに、1日に1000人殺す宣言をし離婚に至る。

スサノオ

黄泉の国から帰還したイザナギが鼻をすすいだ時に生まれた。(単一生殖?)乱暴者で暴風雨を操った。高天原に混乱を招いたとして追放された。

アマテラス

スサノオの姉、天皇の祖先。所願成就の女神。父の命令に従い高天原を一生懸命に統治していたが、弟スサノオが大暴れしてめちゃくちゃにされたので、ブチ切れてしまい引きこもりになった。太陽の神であったので、世界が闇に覆われてしまった。八百万の神々はアマテラスに出てきてもらうため、スサノオを追放した。

ツクヨミ

スサノオの兄、農耕および月の神。父の命令に従い夜の食国を知らせる任務を与えられるが、その後は特に活躍しない。

大国主神

スサノオの子(古事記では子孫)、出雲に大国を作った国作りの神。因幡で鮫を利用したことにより皮を剥がれた兎を助けてあげた。出雲大社氏神様になった。

ニニギノミコト

アマテラスの孫、祖母より三種の神器を託され地上に降りた。

ウガヤフキアエズ

神武天皇の父。

タマヨリビメ

神武天皇の母。

神武天皇

大和を平定した初代天皇。アマテラスの末裔。

 

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🇦🇹エリーザベト周り


皇女エリーザベトの相関図を作成しました。

宝塚でも劇団四季でもミュージカル化されている大人気の美女です。幸せな結婚からの嫁姑戦争、夫の不倫、子供との確執 etc・・・と昼ドラ的ヒロイン要素が盛りだくさんです。

 

■目次

 

 

■人物紹介

エリーザベト

バイエルン王女の母と傍系のバイエルン公の父の間に生まれたやんちゃなお姫様。従兄弟であり、姉のお見合い相手としてやってきたフランツヨーゼフに一目惚れされてしまい、意に反して横取りして皇后になってしまった。叔母であり姑のゾフィー大公妃との嫁姑戦争、長女の病死、息子の自殺などを経て病んでいき、旅人になってしまう。美人だったので税金泥棒と罵られることもなく歓迎されていたが、旅行中にイタリア人の無政府主義者に刺されてその生涯を終える。

フランツヨーゼフ2世

父に代わり18歳の若さで即位したオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝。イケメンだが母に逆らえない典型的なマザコン男に育てられてしまった。ヘレネを嫁にしたい母に逆らってエリーザベトを選んだことのみが唯一逆らったことらしいが、嫁姑戦争ではいつも母の味方であった。あんなに惚れて結婚にこぎつけたのに、不倫もした。

ゾフィ大公妃

歴史的意地悪姑。(実は美人)野心家のゾフィーとのほほんとした夫とは不仲であったが、母方実家のオーストリア宮廷で暮らしていたナポレオン2世と仲良くなる。次男のマクシミリアンについては父親がナポレオン2世なのではないかという噂がたっていた。母として特に長男への教育は熱心で、嫁も教育のためいびるが実は間違ったことは言っていない。晩年嫁と和解し介護してもらう。遺骨はナポレオン2世とマクシミリアンの間に安置される(これって・・・)

マクシミリアン

フランツヨーゼフ1世の弟。母とナポレオン2世の不倫の子と噂されていた。活発な性格で母から甘やかされて育つが、兄と違い皇帝になれないコンプレックスを拗らせる。野心家な嫁:シャルロッテに囃し立てられ、ナポレオン3世の口車に乗せられ名前だけのメキシコ皇帝になるが、受け入れられないメキシコ人から処刑される。

シャルロッテ

ベルギー王女でマクシミリアンの妃。自分は王女でライバル視するエリザベートは公女の出身なのに、現状は大公妃と皇后という身分の違いに不満を持っていた。皇后になりたかったので、夫にメキシコ皇帝になってもらうも未亡人になってしまう。メキシコで夫は生きていると信じながら自身はヨーロッパに戻り資金調達を試みるも、明らかに精神異常を抱えていたので、実家に引き取られ幽閉される

カール・ルートヴィヒ

フランツヨーゼフ1世の弟。元々はカールがエリーザベトを好きだったのに、兄に奪われる。皇帝には逆らえないので諦める。

ゾフィ(娘)

フランツヨーゼフ1世とエリーザベトの長女。祖母の名前をつけられる。生まれた後の養育権はゾフィー大公妃が独占し、生母であるエリーザベトは不満を抱く。皇帝夫妻のハンガリー訪問に連れて行くことが許され、3人で訪問するが、ハンガリーで病気になり早世してしまう。

ギーゼラ

フランツヨーゼフ1世とエリーザベトの次女。姉の病死の件で母エリーザベトは祖母ゾフィー大公妃に逆らえなくなったので、祖母に養育され、母とは疎遠になった。

ルドルフ皇太子

フランツヨーゼフ1世とエリーザベトの長男で皇太子。姉と同様に母とは疎遠。遊び人で愛人ばかりいた。父母との確執からなのか、病んでいたのか愛人と拳銃自殺を行い死んでしまう。

シュテファニー

ルドルフ皇太子にベルギーから嫁いできた王女。シャルロッテの件があるので、姑エリーザベトから不条理に嫌われた。美人ではないが大人しく心優しい女性で、新婚当初は珍しいタイプだったのか夫妻仲がとてもよかった。段々と飽きられてしまい、夫は愛人と自殺する。

エリーザベト(孫)

幼い時に父を亡くし、母はいなくなってしまった。祖父のフランツヨーゼフ1世に可愛がられながら皇女として育つ。皇女なのに共産主義に心惹かれ活動をしだす。「赤い皇女」と呼ばれている。

ヘレネ

バイエルン公女、エリーザベトの姉。妹にお見合い相手を奪われる。(ヘレネの写真も美人)

ルトヴィカ

バイエルン王女、エリーザベトとヘレネの母、ゾフィー大公妃の妹。

マクシミリアン(父)

バイエルン王家の傍系バイエルン公家の当主。エリーザベトとヘレネの父(母の方が格上)

マクシミリアン1世

バイエルン王、エリーザベトたちの祖父、ゾフィーたちの父。

カロリーネ

バイエルン王マクシミリアン1世の後妻。エリーザベトたちの祖母、ゾフィーたちの母。

アウグステ

バイエルン王マクシミリアン1世の前妻、ルートヴィヒ2世曽祖母

ルートヴィヒ1世

バイエルン王、ルートヴィヒ2世の祖父。

マクシミリアン2世

バイエルン王、ルートヴィヒ2世の父。

ルートヴィヒ2世

バイエルン王。イケメンだがメルヘン趣味で狂っていたとも言われており、ゲイ疑惑もある。メルヘンに溺れ、中世騎士伝説に憧れ、ディズニーランドのようなノイシュヴァンシュタイン城を建造するが、完成後に謎の死を遂げるのであまり住めなかった。

フランツカール

オーストリア大公。本来は自身が皇帝になるはずだが、気の強い嫁に不適格と言われ、スキップされて息子が皇帝となる。

マリールイーズ

フランツ2世の長女。ナポレオンの侵略によって宮殿を何度も追い出されたので、天敵として憎んでいたのに、結婚するはめになる。新婚当初は意外と良いやつだったナポレオンに心を許し子供も産むが、ナポレオンが島流しにあうと、ナイペルク伯に乗り換えて去っていった。

ナポレオン

世界史のスーパースター。愛妻ジョセフィーヌが有名だが、自身の皇帝位に箔を付けるため、離婚して血統の良い嫁を求めた。なんとかハプスブルクの姫を頂くが、愛されなかった。浮き沈みの多すぎる人生、皇帝になって西洋を支配したかと思えば、西洋各国に攻め込まれ島流しにあい、復活、また島流し

ナポレオン2世

ナポレオンとマリールイーズの息子。父が没落したので、母の実家のハプスブルク家に引き取られた。母は帰ってこなくなった。母方の伯父のフランツカールに嫁いできたゾフィー大公妃と仲良しだった。

 

 

 

 

■年表

1837年 エリーザベト、ミュンヘンで生まれる

1848年 エリーザベト、10歳でフランツヨーゼフ1世と初めて出会う。

1853年 エリーザベト、姉の見合いでフランツヨーゼフ1世を奪ってしまう。

1854年 エリーザベト、フランツヨーゼフ1世と結婚=皇后になる

1855年 長女ゾフィ誕生

1856年 次女ギーゼラ誕生

1857年 ハンガリーで長女ゾフィー死亡

1858年 長男ルドルフ誕生

1860年 エリーザベト、嫁いびりと夫の浮気で結核発症→マディラ島で静養→旅に目覚める

1864年 マクシミリアン、メキシコ皇帝に即位

1867年 オーストリアハンガリー二重帝国になる

     マクシミリアン、処刑される

1872年 姑ゾフィー大公妃死亡

1889年 長男ルドルフ、愛人と拳銃自殺

1898年 エリーザベト、ジュネーヴ旅行中に暗殺に遭う

■参考資料(ドラマ)

■皇妃エリーザベト(Netflix 2022年ドラマ)

www.youtube.com

Netflix制作のドラマ

 

エリザベート1878(2022年映画)

www.youtube.com

40歳になったエリーザベトに焦点を当てた映画

配信サービスは現在無いよう・・・

 

 

 

 

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🇯🇵源氏物語の相関図


源氏物語の相関図を作成しました。

ドロドロしていますね。史実とは異なり、殺人事件があまり発生していないところには安心してしまいます。参考資料は名作「あさきゆめみし」(漫画)です。漢文・古文は苦手で読む気がしませんが、漫画なら気軽に読めて知識が深まる…学ぶ手段は何だって良いのです!

■目次

 

 

■人物紹介

紫式部

作者

光源氏

天皇の二男。母の身分が低いので「源氏」という臣下の身分になっており皇位継承権はないので、自由に恋に生きる男

桐壺帝(父)

光源氏の父。桐壺更衣と藤壺女御のことが大好き。まさか息子に藤壺女御を寝取られ、托卵されているとは疑わずに冷泉帝を我が子と思い養育(本当は孫でしたというオチ)

桐壺更衣(母)

愛された身分の低い側室

藤壺女御→中宮

桐壺更衣とは他人の空似だが、代わりにされる。マザコン光源氏にもロックオンされ托卵までしてしまう。天皇家で起きたらなかなかやばい。

冷泉帝

桐壺帝の子とされているが、本当は孫

紫の上

藤壺の兄の婚外子で祖母の元で育つ。藤壺の親戚であったため顔も似ている。幼いころに光源氏にロックオンされ、好みになるように養育される。理想の女を育てたい願望…理想の女に育った紫は光源氏の生涯最愛の人になるも子供は生まれなかった。

葵の上

光源氏最初の妻、左大臣の娘。結婚当初は不仲だったが、次第に打ち解けて夕霧出産。六条御息所の生き霊に殺されてしまう。

頭中将

葵の兄、家柄の良いイケメン。光源氏のライバルであり友人。

夕顔

頭中将の妻

六条の御息所

東宮の妃だったが、年下の光源氏と恋愛関係になるが、かなりのヤンデレ。病みすぎて怨霊と化し、御息所の生き霊が葵上を呪い殺す。御息所死後も紫の上や女三宮にもとりつく。怖い。

斉宮

六条御息所の連子。後の中宮

末摘花

光源氏が暗闇で夜這いをかけた。朝が来てブスと判明したが、逃げられずに妻の一人とする。不美人でも心優しい癒し系だったので、沢山いる光源氏の妻の中でもお気に入り度が高い。

明石の上

光源氏の愛人。明石の女御の生母。

夕霧

光源氏と葵上の長男

玉鬘

頭の中将の娘

柏木

頭中将の長男で従兄弟の夕霧の親友。光源氏の妻の女三宮を寝取り、不義の子・薫を産ませる。罪悪感から病んでしまい、若くして亡くなってしまう。

表向きは光源氏女三宮の子であるが、実父は柏木という托卵児

朧月夜

右大臣の娘。光源氏と恋仲になる。

弘徽殿女御

朧月夜の姉妹だが、光源氏の政敵。父桐壺帝の妻、兄朱雀帝の母。桐壺帝の寵愛を桐壺更衣に奪われた恨みから源氏を抹消したく暗躍するが、うまく行かなかった

 

 

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